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セッションの実例 ![]() Nさんは、心の傷と離婚という現実を前に、心身共に疲れ果て、 これからの方向性を知る為にシャンティを訪れました。 Nさんはまず、今抱えている心の痛みに目を向け、 次に「どうしてこうなったのか?」「なにがいけなかったのか?」 という、現状が起こった原因を知る必要がありました。 Nさん自身の内面を観る作業であり、家族やご主人の感情を 共感する作業です。 しかし、それだけでは足りません。 最後に「この出来事から、なにを学ばなくてはいけないのか?」 をしっかり理解しなくては、本当の意味で、Nさんの心の問題を 解決し終了させることは出来ないのです。 私は、Nさんのこれまでの経緯を詳しくお聞きしました。 Nさんは、ご両親と父方の祖父母、兄の6人家族で育ちました。 母親と祖母は仲が悪く、いつも言い争いが絶えず、その2人の間にあった Nさんの父親は、2人の仲裁をしようとはせず、 部外者の様な態度をとり続けていました。そんな家族を、 Nさんは幼い頃から、少し離れたところから冷静に見ていたそうです。 その後、Nさんは高校卒業を機に家を出て、数年後に結婚しました。 Nさんが結婚した男性は、感情を表に表さない方で、 なにを考えているのか解らず、Nさんは、ご主人からの愛情を感じることが 出来きませんでした。更に、ご主人側の両親からの束縛が強く、 Nさんとご主人は様々な干渉を受けていました。 そんな中、Nさんは、何とかご主人を変えようと努力し、 愛情を得るために、Nさんが良いと思うことは全部やってみたのです。 しかし、ご主人はそんなNさんが重くなり、 自分自身からも目を背け、ついに心は離れてしまいました。 Nさんは、カウンセリングで、心の奥にある、まるで糸が絡まりあって お団子の様になった、感情の塊に触れていきました。 (一つの出来事で生まれた感情を、その都度感じとり、 浄化していれば塊にはならないのですが、 大人は感情を感じるのが苦手なので、 知らないうちに感情を溜めてしまうのです。) ご主人からの愛情を欲しくても貰えなかった悲しみ。 Nさんの家庭に干渉してくる、ご主人の両親への怒り。 両親からの愛情を欲しくても受け取れなかった悲しみ。 子供の心の痛みに無関心だった両親への怒りと悲しみ。 自分に目を向けてくれない父親への怒り、悲しみ、寂しさ。 そして、姑からも夫からも認めてもらえなかった 母親の怒りや悲しみも感じることが出来ました。 感情は、感じ取ってあげることで、浄化されて消えていきます。 その為、心が軽くなり、自らの心をコントロールしやすくなるのです。 カウンセリングが進むにつれ、Nさんは、ご主人の感情が表に表れない原因が 育った環境によるものだと解りました。 それは、ご主人自身が克服しなければならない今世のテーマであり、 Nさんがどんなに努力しても、本人が気付かない限り、 変えることが出来ないものなのです。 そして、Nさんは、ご主人に求めていた愛情が、 幼い頃にNさんが欲しかった父親の愛情だったことに気付き、 ご主人に依存していた自分を反省し、許すことが出来ました。 Nさんは、カウンセリングで心を軽くしながら、 ご自身の前世を観ることで、今世について理解しました。 「今しなければならないこと」や、 「どうしてこの家族の下に生まれたのか?」など、 今世についての疑問の答えを見つけることが出来たのです。 Nさんは、私の誘導によって、リラクゼーションから 深い催眠状態に入り、光のドアを通って前世の一場面に着きました。 次のページへ→ |