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セッションの実例2ページ

    Nさんは、明治時代の日本の、田園が一面に広がる
    田舎の風景の中にいました。
    23歳の日本人女性で、赤いシャツにズボンという服装でした。
    名前ははっきりしなかったのですが、
    周りの様子は細かいところまで感じ取っているらしく、
    よく晴れた日の、初夏の香りを感じていました。
    私は、Nさんを家族との場面へ誘導しました。
    「合掌造りの屋根の家の前に居ます。中にはいろりがあり、
    周りには畑しかありません」
    「あなたはそこで、なにをしていますか?」
    「外から家の中を覗いています」
    「あなたのは何歳ですか?」
    「6、7歳です」
    「家の中には、誰かいるの?」
    「お父さん、お母さん、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんがいます」
    「その中に、今のNさんの人生で出会っている人はいますか?」
    「全員、今の家族のままです」
    私は、とても驚きました。
    前世での関係が、家族全員同じということは、
    今までの私のセッションの中では聞いたことがなかったのです。
    「どうして、外から家の中を見ているの?」
    「あまり入りたくない。嫌な感じがするから」
    「どうして嫌な感じがするの?」
    「お母さんとお祖母ちゃんがケンカしているから」
    今世、仲の良くない2人は、前世でもいがみ合っていたようです。
    このような場合、この2人は、今世でお互いを尊重し合い、
    助け合うことを学ばなくてはならないのですが、
    それに気付かず、今世でも前世と同じことを繰り返していました。
    次に私は、Nさんの前世での、重大な出来事の場面へ誘導しました。
    「今、どこにいますか?」
    「家の前に立っています」
    「あなたは何歳になっていますか?」
    「25歳です」
    「どこかで働いていますか?」
    「村の郵便局の様なところで働いています」
    「仕事は楽しいですか?」
    「そうですね、まあまあ楽しいです」
    「今、家の前でなにをしているのですか?」
    「家の中に祖父母が居るので、入りたくありません」
    「あなたの日常では、このように家に入りたくなくて、
    外に居ることが多くありますか?」
    「はい、あります」
    Nさんは、前世でも今世と同じように、家族間に漂う
    陰湿な硬い雰囲気に大きなストレスを感じていたようです。
    私は、Nさんの重大な出来事の一つは、このような、家族間のいがみ合い
    による、悲しみや寂しさ、怒りなどの心の痛みなのではと感じました。



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